Macbook Air 2011の発熱がすごいのでグリスを塗り替える
僕は今、2011年に購入したMacbook airを使っている。
メモリは4GBでストレージも120GBほどしかないがSSDだしcore i5だし特に問題なく使えている。
強いて言えばバッテリの持ちが2時間くらいしかないのと、めちゃくちゃ熱くなることが不満だ。
ももの上に置いてるとすぐに熱くなる。
夏場は大変なわけさ。
そこで裏蓋開けて中を掃除するついでにグリスを塗り替えてみようと考えた。
色々失敗したのでみんなも間違えないように注意点を書いておくよ。
熱い部分はどこか
だいたい熱くなっているのはCPUなんだけれど、m.2使っているとm.2が熱い可能性もある。
CPUはグリスを塗って、m.2にはヒートシンクをつける。
それぞれ対処法が違う。
macbook air とか薄型のPCは普通のヒートシンクはつけられないので注意。
PCをシャットダウンして裏蓋を素早く開けよう。
そしてCPUのヒートシンクとm.2を触って見てどっちが熱いか確かめる。
macは+-のドライバーでは開けられないのでこう言う精密ドライバーを購入してね。
この1.2と言うドライバーを使ったよ。
ピンクの〇の部分のねじと水色の〇の部分のねじは長さが違うので注意。
裏蓋を開けた後
裏蓋を開けるとわかるがほとんどをバッテリーが占めている。
念のためバッテリーを取りはずす。
ピンクの○がバッテリーのコネクタになるのでこれを外せばOK
不安なら水色の○にあるねじを取ればバッテリー丸ごと外せるよ。
初見だとわからないけどコネクタはこんな感じで取れます。
ヒートシンクを外す
言い忘れてたけどここは六角形のドライバーを使うよ。
これな、このT6かT5
ヒートシンクは緑の○にあるねじを取るんだけど、ファンに引っかかって取れないんだ。
ピンクの線で描いたようにファンの下に引っかかってる。
なので黄色い○にあるねじを取ってファンも取る必要がある。
それとオレンジの四角の部分のコネクタも取ること。
ちなみに僕は片方のコネクタが取れなかったのでそこだけついたままファンを持ち上げてヒートシンクをとりました。
ここで注意することが一つ
黄色い○の部分にあるねじは一つ長さが違うので注意!
僕はこれ間違えたみたいでファンを取り付けるときにバリバリ言わせたから。
CPUとヒートシンクを綺麗にする
ちょっとこれヒートシンクのほうは拭いた後になるんだけど
こんな感じでカピカピのグリスが塗られているのでウェッティで拭き取る。
CPUには耐熱シートみたいなものが張り付いていたがこれ剥がすと替えがないのでこのまま掃除。
隙間は綿棒にアルコールつけて掃除しました。
きったねぇけど仕方ない。
みんな、丁寧にやろうな。
そしたらいよいよグリスを塗ります。
グリスを塗る
今回使ったグリスはこちら!シルバーグリス!
とりあえずシルバーグリスを塗っておけばいいって聞いたので
Amazonでベストセラーだった商品を購入。
早速塗ってみよう
これは塗りすぎの例
なんか止まらないんだわ。
ネリネリ出てきて結局こうなってしまった。
初めての人は グリス 塗り方 とかでググってからのがいいかもしれない。
ヘラとかでCPUのガラス部分を満遍なく塗ると楽なんだとか。
でも僕は中央に出して、ヒートシンクの圧力で広げる方法をとりました。
結局ね、飛び出しちゃったわけなんだけど、平気だったよ。
シルバーグリスは他の部分に触れるとショートするってネットで見たけど
しないよって記事もあるし、現に僕も問題なかったわけだから良しとしようか。
だからと言って実際にショートしても責任はとりませんよ。
温度を比べてみる
CPUの温度を測るソフトはたくさんあるけど僕はiStatsを使ってます。
導入はターミナルで下記コマンドを入力
sudo gem install iStats
gem ってのはRubyで使うパッケージソフトの類らしい。
macはpythonもrubyも使えてすごいね。
インストールが済んだらターミナルで istats と入力すると温度が表示される。
グリス塗る前の温度がこれ
上が何もしていない状態
下がyoutube見ている状態
グリス塗った後がこれ
上が何もしていない状態
下がyoutube見ている状態
だいたい7〜14℃ほど下がったので驚き。
まとめ
グリス塗り替えるとましになりました。
ただ長時間使っているとやっぱり温度が上がってしまうので注意が必要です。
こうしてブログを書いている間に64℃まで上がってきています。
同時にタブ開いたり画像編集ソフト動かしたりして1時間〜使っているので仕方ないといえば仕方ないか。
あと試しにすごく薄いヒートシンクを貼り付けてみたいなーなんて考えてます。
CPUだったりm.2だったりにつけて見てどうなるのか。
もし2011年とかの古いモデルを使っている場合はグリスがカピカピになっているだろうから
暇があれば塗り替えてみるといいかもよ?